一口に土足といっても、特に「靴の底の汚れ具合」を重視しています。そもそも、全く土が付いていない、汚れていない靴底での土足は、とうてい土足といえないと考えます。
であるから、繰り返し書いているように、AVやアイドルのイメージDVDでけっこう見られる和室に靴のままのシーン、さらには、たまにある女優やアイドルが自分のブログに載せる、畳の楽屋に靴のままで立つ写メなど、「衣装としての靴での土足」「新品・キレイな靴底での土足」は、あまり興味が持てないところです。(とはいえ、そういうDVDをいくつも持ってますが・・・)
もっといえば、某動画サイトの「○○を踊ってみた」なんてのも、たとえ靴を履いていたとしても、それは自分の家で撮影しているのだから、新品もしくは、ちゃんと汚れを拭いた靴であるに決まってるので、全く興味がもてません。
時々話題になる「AKBのPV」も同様。たとえ、「部屋にブーツ(『遠距離』)」であっても、「体育館にローファー・ヒール(『涙サプ』『僕太』)」であっても、それは衣装としての靴であるため、一切の汚れを伴わず、よって土足とはいえません。
ただし、以上の例は「汚れ」こそ伴わないものの、いちおう少々は「畳が傷む」「床が傷つく」という点があるので、完全に否定するものではありませんが・・・。ちなみに、一切の実害が発生しない二次元・アニメ等は論外ということになります。
で、今日の本題です。
今日紹介するのは、正真正銘「生の土足」が見られる番組。外から、そのままの靴で、土足禁止の校舎に、体育館に、そして畳の部屋に上がる映像が見られるというもの。しかも、ドラマやDVD商品など、作為的な土足ではない、自然な土足。現在放送中の番組から。
それが、毎週月~金曜の夕方6時半、テレビ東京系で放送中のこども番組。この番組内の1コーナーに、「ドロケー」があります。レギューラー出演者の芸人を相手に、一般応募で4人グループからなる「警察」を募り、それで、かくれんぼ対決をやるというもの。で、それが各所の学校を借りて行われます。校舎、体育館、校庭のどこかに隠れて隠れたドロボーを探し、つかまえるゲームです。
舞台となる学校は、どこも新しいところで、当然に下駄箱があり、校舎内は土足禁止。また、体育館も、ワックスのかかったピカピカの床。
そんなところを、女の子が探し回ります。ゲームであり、しかも時間制限もあるので、当然、靴は脱がす、校庭を歩き回った靴のままで、校舎の中も捜索することになります。しかも、「鬼ごっこ」ということで、それぞれが履き慣れたスニーカー。テレビ出演というと、芸能人も素人も、新品の靴が定番ですが、ここではある程度使い古された靴なこともポイントです。
そんなこんなで、土の校庭や校庭隅の茂みなどを歩き回り、誰もいないとみるや、場所を変え、体育館や校舎内を捜索。汚れた靴のまま、かまわず入って行きます。
この回の舞台となった体育館は、特に新しく、キレイな床。そんな真新しい床を泥の付いたスニーカーで上がるシーン。さらに、館内を歩き回るシーンは、作り物にはないリアル感。まさに「生の土足」であり、ドキドキものです。
以下の画像は、警察役の女の子がちょうど体育館へ入るところであり、こんな画質でも、その汚れた靴底がハッキリ映っています。
この後、この女の子は、体育館の真ん中を歩き、ステージへと向かい、そのままステージへ昇り、袖の部分を探し回ったりしました。とにかく、汚れた靴のまま、こんなキレイな体育館を歩き回るという最高の映像です。
おまけとして、同番組における畳土足シーンについても。
校舎には、舞台となる学校によっては、「用務員室」や「宿直室」、茶道部の使う「茶室」といった畳敷きの部屋がありますが、普通の教室と同様に扱われます。つまり、そこを捜索するときも、当然靴のまま。
ちなみに、先月放送分では、ゲストとしてドロボー役に元AKB。なんと、押入れに隠れるため、ブーツのまま畳敷きの用務員室に入って行き、そのまま押入れに隠れたりもしてました。
ということで、外を走り回った、土の付いたままの靴で、体育館に入ったり、畳の上を歩き回りったりする映像は、まさに理想とする土足像の1つであり、かなりオススメです。