やぱり、現実の生活において、「リアルな土足」が1番見られる場所は学校だと思います。その中でも特に、昇降口であるのは、当ブログの第一回目の記事でも書いたとおりです。
昇降口は、家屋、室内、和室といった「靴を脱ぐべきキレイな場所」というのとは一線を画す、外と中との中間点にあり、なにより素足・靴下ではなく「上履き」で歩くべき場所といったことからも、土足しやすいのだと思います。
ということで、今日は、ドラマからの昇降口での土足シーンを紹介します。
タイトルは、『本当にあった怖い話』。
設定は、女子中学生ということで、中2の女の子2人(当時売り出し中のジュニアアイドル。写真集も発売)が昇降口を土足します。
以下の画像の通り、雨の日ということで、傘を持っています。傘縦に、傘をさしつつ、そのまま靴で、スノコの上に上がります。撮影日、実際に雨模様だったようで、玄関が濡れている様子がわかります。
で、通常。下駄箱の前にあるスノコは、ここの手前で靴を脱ぐのが常識です。
しかし、この主人公の少女は、なんでもないようにスノコの上へ通学靴(スニーカー)のまま昇り、そのまま上履きを取り出し、直接スニーカーから上履きへと履き替えています。つまり、自分の足がスノコにふれたくない、靴下のままスノコにふれたくないということがわかります。
なにより、ポイントは、(画像では切れてますが)隣にいる男子の行動。エキストラの少年なんですが、その足元に注目。しっかりと、スノコの手前で靴を脱ぎ、スノコの上を靴下のまま歩き、上履きを取り出しています。
もちろん、これが普通の行動なんでしょうが、この少年のおかげで、主人公の少女の土足を、ひときわ引き立たせていることは言うまでもありません。女の子は、靴のまま上がり、男子は靴を脱いでいるというこのシーンの画は、すごくいいものです。
ということで、雨が降っているにも関わらず、スノコの上に靴のまま上がる。しかも、隣の男子は靴をちゃんと脱いでいる場所なののに・・・という対比も見られ、貴重な土足シーンでした。