フェチに関して「土足」と「クラッシュ」は、けっこう一緒に分類されることがあります。
ふぇち工房さんのビデオでも、「クラッシュアート」として、「クラッシュ」分類の中に「土足」区分がある感じ。
同様に、個人のフェチサイトや、クラッシュ小説サイトでも、1つのネタや「ついで」として土足が扱われることが多いようです。
そんなわけで、一般的に共通に思われがちな「土足」と「クラッシュ」ですが、でも、やっぱり違うといえばかなり違う。
具体的には、畳土足に関して、クラッシュ的視点からの動画は「畳を壊す」ことに主眼が置かれてるわけです。スパイクやヒールで、畳を壊す。『CR』vol.11では、ヒールで飛び跳ねて、徹底的に畳を痛めつける。
でもこれは土足的視点からすると、まったく違うわけです。別に、たとえ「畳に靴」というシチュエーションであっても、畳が壊れるところがみたいわけじゃない。穴が開かなくたっていい。普通に歩いてくれさえすれば、それでいいわけです。むしろ、ふつうに歩いて欲しいわけです。
また、クラッシュは、特に「食べ物」が代表的ですが、ようするに、壊していいものを、わざわざ用意して、それを壊す過程。製作者がお金を出して食べ物を買ってきて、それを壊して(踏んで)良いという状況下で、撮影のため女優に壊させる(踏ませる)という過程に、イマイチドキドキできません。ビニールシートを敷いたりして、まさに「ために作られた状況」。
一方、土足は、そもそも「しちゃだめなところへ土足で上がって汚す」という結果が残ります。
ここで、両者共通するのは「やっちゃいけないことをやる女の子」という視点ではあるんですが、その状況が、根本的に違う。わざわざ作られた・用意された・許されるものなのか、それとも、そもそも許されないものなのかで、違うのではないでしょうか。
ようするに、「土足」と「クラッシュ」には、その目的が異なるわけです。
ただ、そんなクラッシュの中でも、土足に最も近いと思うのが、「花壇」や「お花畑」を踏み荒らすこと。花・花壇という土足禁止の絨毯を靴のまま蹂躙する。まさに、土足そのものといっていいと思います。
ちなみに、一厘の花や花束を、取ってつけたように、ポンっと目の前に置いて踏むのはNG。あくまでも、花壇や花畑など、「そこに存在する場」を踏み荒らすことが、土足的ポイントだと思ってます。
ということで、前置きが長くなりましたが、写真集『16』に付属するメーキングDVDより。
こうやって、見渡す限り一面のコスモス畑。そんなキレイに咲き誇るお花たちの上を、ワンピース&サンダルで、走り回ります。
しかも、まだ子供なので、花を踏むことをためらうそぶりなんて一切無く、両足でジャンプしたり、足を高く上げて踏みおろしたりと、まさに踏む行為自体を楽しんでいる感じ。
しばらくシーンが続くので、バッチリ、花が折れるところも捉えられています。見ていて、「こんなことやっちゃっていいの?」と心配になるくらいの、クラッシュシーンということになります。
可愛い女の子が、花畑を踏み荒らすシーン。案外、あるようでない映像。他にもあったら教えてください。