土足の一歩手前。
人によって「準土足」とするか、「そもそも土足ではない」とするか、いろいろ意見は別れるかと思いますが、そんなパターンの1つが「靴を脱がない」こと。
ようするに、玄関で靴を履いたあと、忘れ物に気づいたたときなどのアレです。
ひざ立ち、四つんばい。とにかく、靴の底が床につかないように、ひざで歩く格好。
もちろん、靴を脱がないのがポイントで、たとえひざで歩いても、汚れた靴なら、ドロや埃だって落ちるかもしれません。
だいたい、そんな窮屈な格好するんなら、ちょっとがんばって、靴を脱げばいいものを、横着して、めんどくさいから脱がない。
そんな、土足に通じる、「アイドルが靴を脱がずにひざ立ち歩き(→結局最後は土足)」についてです。
DVD-MAGAZINE『51のリアル(Cブロック編)』より。
武道館でのイベントのメンバー別舞台裏密着DVD。
イベントの終盤、体調が悪くなり、救護室に向かい、薬をもらうメンバー。
武道館の救護室は、土足禁止。街の個人病院みたいな感じで、入り口にてスリッパに履き替えるようになってます。中にいるお医者さんも、スリッパ履き。
で、そこへ入るとき、この子は、なぜか靴を脱がずに、ひざ立ちで入ります。そのまま進んで、薬をもらい、あわただしく、入り口へ戻り、出て行きます。
それにしても、靴を脱がないのが面白いです。ブーツとか、脱ぐのが大変な靴じゃなく、普通のスニーカーなんだから簡単に脱げるのに、あえて靴を脱がないところが、すごくいいですが、更なるオマケは最後のところ。
出て行く直前、上がり口のところ。ひざ立ちの姿勢から、下に降りるために立ち上がるんですが、このとき、こんな風に、それまで靴底をつけないようにひざ立ちだったところ、最後にちゃっかり靴底を土足禁止である床につけて、それで立ち上がって、下に降りてます。
土足禁止の場を、靴を履いたままひざ立ちで入るところでも十分いいのですが、こうやって最後は、結局土足しちゃうというオチが付いて。
ちなみに、この子の場合、いちおう、ひざ立ちという形で遠慮してますが、アイドルの中には、楽屋など、ファンに見えない場なら、畳とかでも土足で上がっている子だって、きっといるはず。想像するだけで、ドキドキします。