上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
中学の時のことです。
当時の音楽室は、床に絨毯が敷かれており、中心に立派な真新しいグランドピアノがありました。校舎自体も立てられたばかりであり、そんな音楽室へは、当然上履きを脱いで入ることになっていました。
よって、音楽の授業のある時間は、音楽室に面した廊下の端っこ一面に、ずらっっと40足分の上履きが並ぶことになります。
で、ある日の放課後。
音楽室前の廊下を通ったとき、中から、ピアノの音が聞こえていました。合唱際が近いということで、ピアノ伴奏担当の生徒が練習しているようです。
ですが、ここでふとした疑問。
廊下に、上履きがないのです。
引き戸が少し開いていたので、通りすがりに、中を覗くと、やはり予想通り。
中3の、学校行事でいつもピアノを担当している女子の先輩が、上履きを履いたまま、音楽室のピアノを弾いていたのです、
音楽室は、生徒はもちろん、音楽の先生も上靴を脱ぎ、いつもストッキングで授業を行っています。
そんな、全ての生徒&先生が、くつ下で入る部屋に、女子生徒が上履きのまま入って、かつ、ピアノのペダルを上履きで踏んでいる様子に、すごくドキドキしたものです。
中1男子にとって、中3の女子の先輩というのは、ただでさえ大人に見えるもの。そんな先輩の、上履きを脱ぐべき部屋で、脱がないという行為に、ピアノを弾く美人女子生徒の「特権意識」というか、「高貴さ」が感じられ、すごくいいです。