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畳にスニーカー

土足シーンの定番、「ホラーもの」の土足シーン。

『リアル肝試し』より。

ラスト近くのシーン。和室に、スニーカーで女性2人。ポイントは、2人の靴がすごく汚れていることと、畳を歩く独特の音。

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スニーカー&ローファーで畳土足

前回「タイムスリップもの土足」を書いたところ、いろいろ思い出したので「転送畳土足シリーズ」としてまとめてみます。2つの作品からの土足映像。

まずは、アイドルDVDより。『金咲稜/現役女子高生 放課後の秘密1』。なにやらAVっぽいですが、正真正銘正統派アイドルイメージDVDです。

ドラマ仕立てのイメージ映像ということで、多少演技がわざとらしく、不自然ではありますが、とにかく、ある部屋で突然目覚める制服少女。

気が付けば、そこは和室で、横になっている自分。周りを見回し、立ち上がり、ローファーを履いたまま、畳の部屋を歩き回ります。

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続いては、おなじみの『21世紀少年』より。制服&ローファーでの日本家屋土足については、去年書いたんですが、今日のところば別シーンとなります。

男の子が寝ている和室に突然転送され、目覚める主人公、平愛理。もちろんスニーカーを履いたままです。

で、そのまま立ち上がり、男の子の寝てる布団の端っこを、ちょっと踏みつつ、そのままドアから廊下に出て行くという一連のシーン。ポイントは、スニーカーでの畳土足であることはもちろん、その靴底の汚れ。

これまでのシーンでも履いている靴なので、当然に靴は汚れたままの状態。歩くときに靴の裏がチラチラ映りますが、よく見ればわかるとおり、しっかり汚れています。

まさに「実害を伴う土足」であり、これこそ土足シーンの王道。畳を歩き、布団を踏むおまけまでついた理想的な土足といえます。

21c.png

転送モノ

ドラマでの土足シーンといえば、最も多いのが「刑事モノ」。つづいて、なぜか”幽霊は靴を脱がない”というのが定説となりつつある「幽霊モノ」。そしてもう1つが、今日紹介するする「転送モノ」。

転送モノとは、基本的にSFドラマでのシーン。ようするに、なんらかのきっかけにて、主人公たちが、未来や過去に飛ばされちゃうというものです。

ハッと気づいたら、全く知らない場所にいて、でも、服装は現代のまま。なもので、家の中に飛ばされた場合や、家の中で目覚めた場合は、当然に靴を履いたままということになります。そういえば、最近では、これに近いものとして『宇宙大作戦』もあったようですし。

で、その典型的な例が『幕末高校生』。

ふと、いまから10数年以上前に見たドラマの土足シーンを思い出したんですが、調べたらDVDにもなってないし、動画を探しても見つかりませんでした。

どんな物語かというと、そのタイトルからも分かるとおり、現在の高校生が、江戸時代へとタイムスリップする物語。担任の先生が細川ふみえ。その他、女子生徒が数人いた気がします。

第1話の冒頭。気が付くと、典型的な転送パターンとして、江戸時代の農民の家の和室で、みんなで靴を履いたまま横になっています。

で、誰からともなく立ち上がり、とりあえず外に出るんですが、その時、細川がヒールを履いてて、その他女子生徒も制服にローファー。それぞれ畳の上を歩いて行くシーンだったように記憶しています。

ということで、機会があったら、ぜひもう一度見てみたいです。

靴を脱がずに・・・

土足の一歩手前。

人によって「準土足」とするか、「そもそも土足ではない」とするか、いろいろ意見は別れるかと思いますが、そんなパターンの1つが「靴を脱がない」こと。

ようするに、玄関で靴を履いたあと、忘れ物に気づいたたときなどのアレです。

ひざ立ち、四つんばい。とにかく、靴の底が床につかないように、ひざで歩く格好。

もちろん、靴を脱がないのがポイントで、たとえひざで歩いても、汚れた靴なら、ドロや埃だって落ちるかもしれません。

だいたい、そんな窮屈な格好するんなら、ちょっとがんばって、靴を脱げばいいものを、横着して、めんどくさいから脱がない。

そんな、土足に通じる、「アイドルが靴を脱がずにひざ立ち歩き(→結局最後は土足)」についてです。

DVD-MAGAZINE『51のリアル(Cブロック編)』より。

武道館でのイベントのメンバー別舞台裏密着DVD。

イベントの終盤、体調が悪くなり、救護室に向かい、薬をもらうメンバー。

武道館の救護室は、土足禁止。街の個人病院みたいな感じで、入り口にてスリッパに履き替えるようになってます。中にいるお医者さんも、スリッパ履き。

で、そこへ入るとき、この子は、なぜか靴を脱がずに、ひざ立ちで入ります。そのまま進んで、薬をもらい、あわただしく、入り口へ戻り、出て行きます。

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それにしても、靴を脱がないのが面白いです。ブーツとか、脱ぐのが大変な靴じゃなく、普通のスニーカーなんだから簡単に脱げるのに、あえて靴を脱がないところが、すごくいいですが、更なるオマケは最後のところ。

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出て行く直前、上がり口のところ。ひざ立ちの姿勢から、下に降りるために立ち上がるんですが、このとき、こんな風に、それまで靴底をつけないようにひざ立ちだったところ、最後にちゃっかり靴底を土足禁止である床につけて、それで立ち上がって、下に降りてます。

土足禁止の場を、靴を履いたままひざ立ちで入るところでも十分いいのですが、こうやって最後は、結局土足しちゃうというオチが付いて。

ちなみに、この子の場合、いちおう、ひざ立ちという形で遠慮してますが、アイドルの中には、楽屋など、ファンに見えない場なら、畳とかでも土足で上がっている子だって、きっといるはず。想像するだけで、ドキドキします。

女性警察官の集団土足

土曜ワイド劇場枠『警視庁女性捜査班』。いまから10年位前のシリーズもの2時間ドラマ。

忘れもしない衝撃的な土足シーンで、いまでもハッキリ覚えています。

しかし、残念ながら、当時は居間で家族と見ていたため、まさにその瞬間に録画スタートするわけにも行かず、結局再放送もされないまま今に至ります。

警視庁にある、女性だけによる捜査課という設定。

この回は、ある有力政治家の息子が犯人かなんかで、それを捜査するストーリーでした。

で、終盤。いよいよ、豪邸に乗り込むシーン。

庭付きの大きな日本家屋。そこへ、捜査班の面々が押し寄せます。

門から庭を通り、そして玄関へ。

もちろん、そこはすごい広い玄関で、かなりの段差があって、ピカピカの板張りの家の中へと通じているですが、そんなところを、なんと一斉に土足で侵入。

通常、刑事ドラマの土足シーンというと、まさに切迫している状況に限定されるもの。基本的に、人質を救出する突入や、犯人を取り押さえる場面といった、緊急時の土足は当然ですが、この場合は、ただの家宅捜索。

それが証拠に、この豪邸まで、みんなで並んで、歩いてやってきていました。

とにかく、女性たちが集団で、外を歩いた靴のまま玄関を通って日本家屋に上がりこみ、戸棚やら、タンスやら、そこいらじゅうをひっかきまわし証拠品を探すシーンは、もう、見ていて気分が悪くなるくらい衝撃的でした。

とにかく、女性限定というのがいいところ。一般の刑事ドラマだと、女性刑事に加え、必ず男性刑事も登場するので、こういう女性だけが土足で、立ち会った政治家の秘書が、ソックスのままという対比シーンは最高。

BS朝日なんかで再放送がないか、どこかに動画がないか、知ってる方は教えてください。
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