1999年テレビ東京深夜枠『国ひな』。アイドル育成系番組の流れで、本格的な1話完結のドラマシリーズ。
で、その
第13話がなんといってもすごいんです。いまも不動のナンバーワン。まさに伝説の土足シーンがあります。
ストーリーとしては、「清楚な女の子」と、「セーラー服の女の子」のやりとり。清楚系の子に彼氏を奪われた子が、家まで怒鳴りこんでくるシーンです。
ごく一般的な、まだ新築の民家。家事をしている少女の元へ、セーラー服の少女が乗り込んできます。大きな音でドアを開け、そのままローファーを履いたままで玄関を上がり、フローリングの床を、コツコツ靴音を響かせ侵入。驚く少女の前まで進みます。
で、イキナリひっぱたいて「彼を返して!」云々。一連の口論、やりとりが続きます。
これだけでも、すごい「画」なのに、やがて隣の部屋から、赤ちゃんが泣き声がしてきたことから、さらにすごい場面へと展開。
土足のセーラー服の少女が、泣き声の元を確認するため、隣の部屋に移動します。
もちろん土足のままなので、靴音を響かせつつ歩き、しかも、なんと隣の部屋というのが、和室!!!
その後、なんだかんだあって、けっきょく物別れのまま帰るんですが、そのとき、再び居間をつっきって、玄関へ向かい、最後に、玄関にある花を床に叩きつけ、さらに玄関マットをローファーで踏みつつ・・・という、もうその暴れっぷりは最高。
ということで、「制服少女」による、「廃墟や学校ではいホントに普通の民家」への土足。しかも、靴の裏が一瞬映るんですが、しっかり薄白く汚れていて、明らかに新品のローファーでないことがわかり「実害アリ」。
さらに、乗り込み、ビンタ、口論、赤ちゃん確認、捨て台詞まで、一連の土足時間はかなりの長さであり、その間は当然ずっと靴のまま。おまけに、部屋の移動の際の靴音が全てしっかり拾われているという、まさに非の打ち所のない完璧な土足シーン。
残念ながら、DVDになってないので、ネット上で見つけたら動画を貼りたいと思います。